京都・伏見

史跡巡りを趣味と謳っていながら、伏見稲荷大社に詣でたことは当の今までありませんでした。
あまりに近いと、いつでも行けるだろうという気持ちが強いからかもしれません。

伏見稲荷大社は、京阪電車を使えば近いです。
乗り換えは必要ありませんが、特急は止まらないので注意しましょう。
余談ですが、阪急京都線について、昔は河原町行きの特急というのも、
淡路や高槻・茨木付近には止まらず、もう少しスムーズでした。
ちなみに河原町からは、四条通りを東へ向かえばすぐに祇園四条駅が見えるので、
そこから電車で南へ下れば伏見稲荷駅へ行き着きます。

久々の京都でしたが、恐らくまだ、京都市内では極端に迷うことはないでしょう。
ちなみに、伏見稲荷駅と似た名前として伏見桃山という駅がありますが、
伏見稲荷駅とは四駅も離れているので、大社さんが近くにあるだろうというていで降りると、
たいへんなことになります。

ここまで書いておいて実のところ、今回は伏見の図書館に用事があっただけで、
伏見稲荷大社に詣でる予定はありませんでした。
友人に誘われたので、まことに恐縮僭越ながら、これ幸いとして参詣しました。

稲荷大社は東山三十六峰の最南端にある稲荷山全体を神域としているため、
参拝路をすべてまわろうとすると、ちょっとした山登りになります。
私などは若いのに足腰が出来てませんで、しっかりとした靴を履いてきたほうが無難であると思わます。

当日の暦をみてみると、なにか催事がある様子でもなく、また休日・祝日でもありませんでしたが、
流石に天下のお稲荷さんでして、人の往來は繁く、まさしく混んでない日はないのではないかと思えるほどの人の多さでした。

また、伏見稲荷には裏参道商店街や東福寺などもありますので、周辺の観光には厭きがきません。
観光の方は、お時間に余裕があれば、こちらにも足を向けてみてはどうでしょうか。