ランチ営業中止とそれに伴う営業時間変更について

こんばんは。
Coffee&Liquor AseeKの店主です。

まずは15日(月)-16日(火)の2日間にわたって、告知なしの休業をいたしましたこと、
極めて軽薄であったと深く反省しております。たいへん申し訳ございませんでした。

お恥ずかしながら、年初から、おおきく躓きました。
昨年末にノロウイルスというババを引き、お正月休みをふいにしたのも束の間、
体力が快復に向かうまもなく、コロナウイルスにも罹ってしまうという、浅慮を露呈しました。

17日(水)より、なんとか療養期間を経ましたので、正常運転といきたいところですが、
かさねがさね、あるまじき醜態、ご迷惑をおかけいたしましたことを、お詫び申し上げます。

さて、それでは表題の件について、順を追ってお知らせいたします。

<今後の営業時間について>

夜間営業について、弊店は18:00~24:00でしたが、
1時間早めて、17:00~24:00に変更いたします。

また、定休の日・祝を営業日に設定し、原則無休とします。

<弊店のランチ営業について>

今後、店主主導で行う家族経営のランチ営業は、行う予定はございません。

四方八方、手を尽くしましたが、継続が厳しくなりました。
ご愛顧いただいておりましたお客様各位に、今後ご提供できなくなること、たいへん心苦しく思います。
再開当初の予定では無理なく続けられるのでは、と考えておりましたが、環境というものは否応なしに変化するのだということを、改めて思い知った心持ちです。

私の住まいは現在、妻と私、私の両親、私の姉と姉の新生児(2歳)、居候の猫二匹が一緒に住んでいます。
筆頭稼ぎ頭は消去法で私であり、毎日が足幅より細い平均台を往くが心持ちですが、現状はまだ進めております。姉が一身上の都合で我が実家へ戻ってきてから、母は姉の新生児の面倒をみるために、営業には参画できなくなりました。代わりに、我が妻がランチの支度を手伝ってくれるようになります。時期の頃は、晩夏迫る頃だったかと思いますが、とにかく暫くは、それでなんとかなっていました。

しかしながら、父は要介護、母はC型肝炎、妻は潰瘍性大腸炎、姉は精神安定剤服用、
そのなかで猫は高価な餌しか食べないなど、しっちゃかめっちゃかな我が家において、
私はメンタルの強さが阿僧祇ぐらいはあるので平気ではありますが、朝昼夜と平日は短くても16時間、
必ず店舗に縛られる生活というものに、助けてくれていた我が妻のほうが、体調がおもわしくなくなってきました。潰瘍性大腸炎は不治で、再燃と寛解を繰り返す病気らしく、再燃すると――最悪の場合は入院です。
それはもう、たいへん困ります。
人を雇おうかとも思いましたが、ランチの実益は一日おおよそ5000円~10000円です。
仕込みから考えると時給は625円~1250円になるでしょうか。
私の手元に残る金額も考えると、誰も来てはくれないだろうということは、明白でした。

決断に至った理由は以上のことのみというわけではありませんが、少なくとも我が器量以上のことを、していた気がします。
故に弊店は本年度より、夜間のみのお店に戻ろうと思います。
ランチご利用の皆様におかれましては、短期間ではございましたが、ご愛顧ありがとうございました。
夜間営業は今後拡大し、フードメニューも充実させるつもりです。
もしご機会ございましたら、夜間の弊店もどうぞご贔屓の程、よろしくお願いいたします。

Coffee & Liquor AseeK 店主 敬白